2010年12月24日金曜日

取得時講習:自動車学校の指導員が語る免許センターと試験官の裏事情

今日は宮城自動車学校で、取得時講習「危険予測ディスカッション」でした。取得時講習2人、スクール生1人の3人。

この科目のために、取得時講習の予約がとりにくいんですね。私はATでの空きがあったためこれがすぐとれて、そのために、3回通うことになるけど合格後1週間(年内ギリギリ)で終わる日程が組めました。ラッキーだったんでしょう。もう1人の人は2週間前に合格して、今日で終わるとのこと。

スクールの子(女子高生?)は、やはり自信なさげ。信号、障害物などの対応はどうしても遅い。2人目は、さすがに運転にも試験にも慣れてる感じ。ただ30km/hのところで10キロくらいオーバー。さて私ですが、土地勘あまりないところでしたが、余計な車線変更をした以外は、試験用運転ほぼ完璧だったかな。「アクセルむら」だけ言われたけど、試験で減点されるような急発進はなかったと思う。

終わって、ディスカッション。互いの運転について議論するらしいですが、2人の取得者がいたせいか、私がそういう話を振り続けたせいか、はたまた指導員も実は語りたいことだったためか、話題は直接受験や検定基準などに関することが中心で、スクールの子は置いてきぼり状態w

確認の遅れを指摘されたことや、試験官のごとの確認方法の違いなど、疑問なまま残っていたことを聞いてみると、「その試験官のタイミングから遅れたんでしょ。試験官はそれぞれお山の大将で自分が一番と思ってる。統一した基準でやってるって言ってるけど、人ごとに違う。昔は試験官ごとに対応した運転をしなければいけないほどだった。」
また、「受験者の目の動きまで見えてますよ。」とのことで、試験官は走行中は首の動きでしか判断できないとの私の仮説は却下のようです。

この指導員はセンターと対立?してるそうで、「私のように卒検の合格率が90%をこしちゃうと、抽出検査で狙われる。私は1人で運転できるかどうかしか見てない。」

そして持論を展開。「検定基準は昭和30年代のルール」「確認して合図、3秒待って変更なんていまの道路状況に合わない」「キープレフトは死語。左端走ってたら、前方感覚の悪いおばちゃんの車が頭出してくるとぶつかっちゃう」など。
進路変更の合図の前の確認は今はしてないそう。ドアミラーの場合、目線がそっちにいくから、目視はいらないんじゃないかという話にもなりかけたとか。

宮城県は昔は厳しくて、取消し者はほとんど合格できなかったとか、運転してて仙台が日本で一番怖いとか、タクシーの運転手は学校で取れるのと、参入が増えたため、下手になった(昔はもっと技術が重視されていた)など。
免許センターの仕事が減ってるから丁寧にやるようになったとか。「技能試験のしおり」を見せると、「こんなの渡してるのに、卒検の前に検定中止事項の説明はするなと言ってくる」と苦笑してました。
宮城県に特定講習がないのは、このような対立関係のため、受験者が試験前に自動車学校で免許センターの考えと違うことを吹き込まれてくるとやっかいなのかなと思ったり、、

午後は応急救護でした。音楽やっていた私にとって、1分100回のペースをキープするのは朝飯前。5セット2分プラマイ15秒という目標タイムを2分2秒でクリアしました。

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